「lancers」「Clowd Works」をはじめとするクラウドソーシングにおいて、
デザイン制作の単価が、市場相場の10分の1といった価格帯でもまかりとおる事態となっている。
単価下落を引き起こす驚異が2つある。
1. 元デザイナーの主婦(扶養範囲内の方)
2. 定年退職した元デザイナー
こういった方達の特徴として、
・充分なデザイン実務経験と、デザインスキルを有する。
・デザイン制作を主たる生計と位置づけておらず、もうからなくても良い状況である。つまり小遣い稼ぎ感覚。
という点があげられる。
こういった、「プロなのに小遣い稼ぎ」の方は、
相場を無視した低い単価で、ハイクオリティの制作を行ってしまっている場合が多い。
これは、制作会社にとって、大きな問題。
学生やスキルの浅い人が「安くてそれなり」のものを作るなら、まったくかまわないが、
しっかりしたプロのクオリティを持った人は、スキルを安売りしないでほしい。